くりぃむの日記

事実婚&結婚式に向けて準備するアラサーの日記。

よくある義両親とのすれ違い、かと思ったらジェンダーギャップの話だった

こんばんは。くりぃむです。

付き合って2年、出会ってからは10年以上になる彼と、今年3月に事実婚しました。

 

いざ結婚するとなると、実家挨拶の訪問日程や両家顔合わせなど、お互いの親を含めて話し合う機会も増えてきますよね。結婚前に交流があればスムーズですが、そうでなければ、実家ごとの習慣・考え方の違いに驚いてしまうこともあります。私自身も、相手の親との大きなすれ違いを経験しました。しかも、その原因は根深いジェンダー観の違いにあったのです。

 

 

 

問題が発覚したのは、数年間の遠距離恋愛を経て婚約し、同棲を始めたことです。結婚すると夫の姓に合わせる方が多いですが、私は珍しい苗字、かつ長女。付き合う以前から、結婚するなら妻姓にしたいと彼に話していました。しかし、彼の両親は改姓に反対。同棲前、私と彼は500km以上も離れて住んでおり、2か月に1度ゆっくり会えるかどうか。名前の件については、同棲してから彼ときちんと話し合うつもりでした。

 

 

 

ところが、一緒に住み始めた時、彼の両親はすでに激おこ状態だったのです・・・。

 

 

 

「いつまで親を待たせるのか」「心配をかけるな」と彼を叱責。私へのヘイトがたまり、「くりぃむは何も考えていない、自分勝手なわがままGirl(意訳)」と愚痴をこぼしていたそうです。

 

 

 

私ははじめ、すれ違いの原因は「時間感覚の違い」だと思っていました。(私=のんびり屋さん、彼両親=テキパキタイプなんだと思っていた)「いつまでに決めるかを明確にしなかったので、相手を不安にさせてしまった」と考えたのです。しかし、彼と話し合いを重ねる中で、本当の原因は違うということがわかってきました。

 

彼の両親が妻氏婚に反対だと聞いたとき、私や両親は、これから話し合って結論を出すのだろうと思っていました。一方、彼の両親は「男側の親がNoと言ったのだからそれで終了」という感覚だったことがわかったのです。夫婦対等と考えるか、決定権は男性にあると考えるかの差がすれ違いの原因でした。

 

結婚は異文化交流だとよく言われます。私自身も「同棲を始めたら、彼やその両親の考えをよく理解して話し合おう」と思っていました。でも、まさか、話し合う必要すらないと思われていたとは・・・。

 

特に現代は、ジェンダー観が大きく変化する過渡期にあります。昔ながらの男女観の人と、男女平等を自然だと感じる人が混在している状態だともいえるでしょう。結婚するうえで、相手側も自分と同じだろうと思いこまず、きちんと確かめておくことは大切です。

 

 

 

 

といいつつ、確かめるのは結構むずかしいんですよね・・・。

 

彼両親が抱くジェンダー観を理解したときは、正直ショックでした。ただ、結婚前に気が付いて良かったとも思います。違いがわかれば対策を考えることができるからです。お互いの価値観を知るために、結婚前に「姓選択どっちにする?」と話してみるのは大切なことかもしれません。

姓選択についてパートナーと話し合う時に「やってよかったこと」4選

こんばんは。くりぃむです。

今日は、姓選択の話し合いの中で「やってよかったこと」をまとめてみます。

 

自分の珍しい苗字が好き&長女ということで妻氏婚希望だったのですが、夫の両親が大反対。婚約してから約1年間、夫と姓選択について話し合い、2021年3月に公正証書事実婚しました。

 

今回まとめるのはあくまで私の経験談ですが、これから姓選択の話し合いをする方や、パートナーと大事な話し合いをする際の参考になれば嬉しいです。

 

 

【その1】お互いの状況を書いて整理する

会議では毎回、お互いの状況や考えていることを整理してメモにまとめました。

 

ポイントは…「誰の意見か区別して書く」「紙に書いて整理する」こと!

※もやもやした気持ちでも全然OK

 

そんなの当たり前でしょ・・・と思うかもしれませんが、実際に言葉にしようとしてみると「自分の意見」「親の意見」「世間の風潮」の区別が意外とついていなかったりします。また、紙に書き出すことで考えが整理され、メンタルも安定するという研究もあるみたいです。

  

ちなみに夫は「親を悲しませたくない」という気持ちが強いあまり、自分がどう考えているかは自覚していないパターンでした。夫「親は妻氏婚に反対している」私「あなたはどう思うの?」夫「僕…??」)

また、「〇〇するとみんなに反対される」と思い込んでいたけれど、実際に「みんな」を数えてみるとごく数人だったというケースもあるみたいです。

 
書くことで状況も整理されるし、考えるのがつらくなったら一旦忘れて、冷静になったときに見返せるのでおすすめです。

 


【その2】動画や本で心理学を学ぶ

話し合いに向けて心理学の動画や本を読み、パートナーと話し合うコツを勉強しました。(アサーション」「交渉術」などのキーワードで調べると色々出てきます。)

 

自分の気持ちを話すときに一番不安だったのが、「自分の希望はきちんと伝えたいけど、相手を傷つけたくはない」ということ。ちょっとしたコミュニケーションのコツを知っているだけでも不安が少し軽くなります。

 

たとえば…

①疲れているときや空腹時は話し合わない
②相手の話をさえぎらずに聞く、
③すぐに結論を下さない
④Iメッセージで伝える(相手を責めるのではなく、自分を主語にして話す)

 

最後のは少しわかりづらいですが、例えばこんな感じです。

△「名前を変えろだなんてひどい」
〇「名前が変わると、自分が自分でなくなるような感覚になってとてもつらい。」


△「あなたの考え方が古いのが悪い」
〇「私はあなたと対等な夫婦関係を築きたい。だから”女性である”というだけで改姓することはしたくない。」

 

自分にも言い分がある中で、相手の話をさえぎらずに聞くのは正直かなり大変です。でも、まずは相手の話をしっかり聞くことで、彼も同じように私の話をきちんと聞いてくれているように感じました。信頼関係を築くの大事!

 

★私が参考にした本はこちら↓↓

www.amazon.co.jp


【その3】専門家に話をきいてもらう

夫と24時間話し合うわけにもいかず、下手に家族と話すとこじれる恐れがあり、引っ越したばかりで周りに友人もいなかった私がひとりで悩んでいたときの挙動がこちらです…

 

 

あまりに苦しかったので、電話カウンセリングを受けました。

エキサイトお悩み相談から「夫婦関係」「家族関係」で検索、

その中かから「家族問題の相談経験2000件!」という行政書士の資格もあるカウンセラーさんを予約。1時間ほど抱えていた考えをバーーーーっと話してだいぶ救われました。

 

 その中で言われたのは、

私のことは私が決められるし、夫のことは夫が決められる

という当たり前の考え方でした。

 

「彼が嫌がっていることを無理やりさせてはいけないです。」

「でも、選択肢を示して相手に選んでもらうことはできますよ。」

 

※カウンセリング後、考えられる選択肢を自分なりに書き出してみた図↓ 選択肢示すのも大事。

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そこから紆余曲折ありましたが、最終的にはアドバイスに従って、

「私は改姓することはできない。自分が改姓してでも法律婚にしたいか、本来姓のままで事実婚にするかは夫自身で決めてほしい」

と提示し、事実婚することになりました。

 

このほかにも、専門家ならではのアドバイスをもらえてありがたかったです。

 

★私が利用したのはこちら↓↓ 

counselor.excite.co.jp

地元で開業しているカウンセラーさんでも良いですが、家族問題や最近の結婚事情に詳しい方を探せると、より安心だと思います。 

 

 

【その4】「将来どういう関係でいたいか」から考える

上記のカウンセラーさん以外にも、とあるオンライン講座の先生からアドバイスをいただきました。

 

「”10年後や20年後、どんな二人でいたいか”から考えてみたら?」

 

自分にとっての答えは、「長く、無理なく、楽しく一緒にいられる関係でありたい」

でした。

 

姓は自分のアイデンティティ。”大事なものを夫に奪われた”と感じてしまうと、一緒に暮らすのがつらくなってしまう。 結婚を長く良い形で続けたいからこそ、私は自分の姓でいたい。

 

でも、彼自身にもつらいことは我慢してほしくない。

自分の希望も相手の希望も大切にしたい。

 

姓選択の問題は、姓をどうするか以前に、二人の関係をこれからどうしていきたいか話し合う場だと思います。「事実婚にする」というのは珍しい選択かもしれませんが、私たちにとっては良い選択だと考えるようになりました。

夫も始めは「普通と違う」事実婚にはかなり抵抗があったようです。ですが、これから何を大事にしたいかを考えると、それが一番いいね」と言ってくれました。 

 

おわりに

今回のまとめは以上です!

 

姓選択の話し合い経験者の方で、自分の希望をパートナーに伝えるときに「やってよかったこと」があればコメントやリプをいただけると嬉しいです。

 

私やみなさんの経験が、少しでもこれから話し合う方の参考になると良いなと思っています。

 

次回は「話し合うにあたって”失敗しちゃったこと”n選」です(たぶん)

 

【事実婚】2度目の公証役場!手続きと出会い

こんにちは。くりぃむです。

 

先々週、遺言&任意後見契約の手続きのため、2度目の公証役場に行ってきました。

立会人を呼ぶなど、前回とは違うこともあり、面白かったです。

当日の出来事をまとめておきます。

※前回はこちら 公正証書で事実婚しました!結婚当日の流れ - くりぃむの日記 (hatenablog.com)

 

【遺言書】

所要時間:2人で40分くらい

持ち物:印鑑証明、実印、免許証、手数料

※書類の内容はこちら【事実婚】まだ30歳だけど遺言を書いてみた - くりぃむの日記 (hatenablog.com)


到着、本人確認。

公証役場へ到着。準婚姻契約書の提出で一度来たので迷わずたどり着けました。

前回同様、免許書のコピーを取っていました。

 

立会人さん到着

遺言の作成には2名の立会人が必要です。
引っ越したばかりで近くに知人がいないので、公証役場に手配をお願いしました。
やってきたのは司法書士さん&助手さん。二人とも女性でした。

 

廊下で待機

「遺言の手続きは本人と立会人のみで行うので、お一人は廊下でお待ちください」

というわけで、夫が先に手続きを行い、私は廊下の椅子で待機。
就職面接みたいでドキドキ…。

 

待ち時間、公証役場の看板の裏にキティちゃんがいるのを見つけました。笑

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入場、いざ遺言作成!

廊下で待つなんて就活の時以来だな、と思っていたら、

先に手続きが終わった夫が出てきて一言。

 

「いろいろ質問されるから覚悟した方がいいよ!」


公正証書遺言は「本人が話したことを公証人が聞き取って作成した」という形になっています。そのため、公証人が遺言の内容を質問→本人が答える、という手続きがあり、本当に面接みたいでした。

 

もちろん、文面は事前に作成済みで、公証人のチェックも終わっています。
答えにつまっていると、思い出せるようヒントを出してくれて、
めちゃくちゃ誘導尋問でした。笑


音読&署名

誘導尋問が終わったら、あらかじめ作っておいた文面すべてを公証人が読み上げ、内容を確認します。間違いがないことを確認して、本人&立会人が署名。


手続き終了、立会人さんへお支払い

立会人さん2名×遺言2通分で、各1万円ずつお渡し。

お渡し用に封筒を用意しておけば良かった…。

後見委任の手続きは立会人不要なので、お二人はここで退場。

 

【任意後見契約】

所要時間:1時間くらい

持ち物:印鑑証明、実印、戸籍謄本、住民票、免許証、手数料

※書類の内容はこちら【事実婚】いざという時のために…任意後見契約書いてみた - くりぃむの日記 (hatenablog.com) 

 

こちらは2人そろって手続き。

書面の内容を音読

→署名&捺印

→書面受取

で終了でした。

書面が20ページ弱あったので音読が大変そうでしたが、それ以外は普通でした。

 

終了後に、任意後見契約についてのレクチャーを受けました。

任意後見契約は「判断能力がなくなった」時に発動するものです。

いざその時がきたら、必ず家庭裁判所に申し立てをするようにと念を押され、

申し立ての方法と、注意事項を書いたプリントをもらいました。

 

最後に、手数料をお支払い。

遺言&後見委任で約16万円…。つらい。

 

司法書士さんからのメッセージ】

遺言書作成の合間。

 

「今朝、ニュースで夫婦別姓訴訟が取り上げられているのを見ましたよ。」

 

と、立会人の司法書士さんが話しかけてくださいました。

ショートカットのグレイヘアが似合う、女性の司法書士さんでした。

 

「選択的夫婦別姓というのは、私が若いころから30年近く議論されています。

もうそろそろ司法も法制化に踏み切ってほしいですよね。」

 

私たちが公証役場に行った日は、想田さん・柏木さんの夫婦別姓訴訟の判決当日ということで、朝から話題になっていました。
日ごろから法律に携わっている司法書士さんにも、思うところがあったのでしょうか。

 

別れ際には、笑顔で「早く夫婦別姓が認められるといいですね」と。

初対面の私たちに直接言葉をかけてくださったことが嬉しく、また、応援してもらえたことが心強くもありました。


事実婚の夫婦としてスタートした日。
私たちの決断を、応援してくれる人がいることがわかった日。
日本人同士の別姓夫婦が、国内で初めて認められた日。

なんだか忘れられない一日になりました。

 

 ★ ★ ★

 

というわけで、手続き関係はだいたい終わりました!

帰りに遺言&後見委任契約を入れておく箱を買って帰りました。

小学生用のお道具箱、1320円です。笑

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今後は、私たちが事実婚に決めるまでの経緯などもブログにまとめておきたいなと思っています。

 

【事実婚】いざという時のために…任意後見契約書いてみた

こんにちは。くりぃむです。

約2か月、事実婚のために、様々な証書の作成をすすめてきました。

 

★「準婚姻契約書」って何?どんなこと話し合うの? 

★公正証書で事実婚しました!結婚当日の流れ 

★【事実婚】まだ30歳だけど遺言を書いてみた 

 

 

最後の書類は…

 

「委任契約、任意後見契約及び死後事務委任契約公正証書」(移行型)

 

 

ざっくり言うと

・ 「私に何かあった時のことは、この人に任せてください」という内容を、

・「普段」「判断能力がなくなったとき」「死後」の3契約に分けて

1つの書面にまとめたものです。

 

それぞれの契約書の内容を簡単にまとめました。

参考↓ 文面例も見ることができます。①~③を別々に作ることも可能です。
委任・任意後見・死後事務委任 | 加古川公証役場

 

 

①委任契約

判断能力があるうちから、生活・療養看護・財産の管理について依頼する。

病気などで自分で行動できない場合に必要。

【依頼の内容例】財産の管理、生活に必要な物品購入等、保険契約関連、市役所等での手続き、医療・治療・介護に関する手続きなど ※自由に決められます

 

 

②任意後見契約

認知症など、自分で判断ができなくなった場合の後見人になってもらう。

財産の管理&介護・生活面の手配が中心。

 

・配偶者の判断能力が低下したら、家庭裁判所に後見人選定の申し立て

・主治医やヘルパーから説明を受け作業を進める

・任意後見監督人(弁護士等)とのやりとりも行う

・①に加えて、住居関連の契約、遺産分割等の協議、登記関連を代理

 

 

 

③死後事務委任契約

死後の様々な手続きを依頼する。

通夜・葬式・埋葬など、死後の財産に関する手続き、身辺整理など。

 

今回は①~③まとめて1つの書面にしましたが、バラバラにつくることも可能です。 

 

 

手数料

①~③の3本立て、【夫→妻】【妻→夫】の2パターンで公正証書を作成。

55,000円×2名分=110,000円かかりました。

 

【ざっくり内訳】公証役場の手数料 11,000円×3本×2人分、枚数に関わる手数料 17,000円×2人分、登記手数料 5000円×2人分(※行政書士さんへの依頼料は除く)

 

 

感想

手数料だけでなかなかのお値段!! (毎度言ってる気がしますが)

別姓婚できないので、現時点ではこれがベストだと思いますが、

金銭的負担は大きいです。

法律による保証の差は大きいなと改めて感じました。

 

一方で、「結婚」が法律上ではどんな契約なのかを知れたのは面白かったです。

契約書を通して、相手の人生のどんな部分を請け負うのかはっきりしました。

「他人の手続きを自分がやる」ことが保証されて、

しかもそれが嬉しい関係ってなんだか不思議ですよね。

結婚以外なさそう。

 

 

来週は作った書類を公証役場に提出してきます!

 

 

 

【事実婚】まだ30歳だけど遺言を書いてみた

こんにちは。

30歳で事実婚しました、くりぃむです。

 

事実婚にするにあたって不安だったのが、お互いが死んだ後の財産分与です。

(気が早いかもしれませんが…笑)

 

法律婚だと、配偶者が自動的に相続人となりますが、

事実婚だとそうはいきません。

 

というわけで、あらかじめ遺言書を残しておくことにしました。

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遺言のために準備したものと、おおまかな内容をまとめてみました。

※ちなみに夫&私…ともに30歳。夫は公務員、私は去年まで正社員で、結婚してからパート勤務です。

※今回は「公正証書遺言」という手続きを取りました。

遺言書の種類と作成方法|はじめての相続について|福岡相続サポートセンター (e-souzok.com) 

 

遺言書作成時に準備するもの

行政書士さんに送付

・通帳のコピー
・株式がある場合…内容がわかるメモ
・生命保険証書コピー
・不動産がある場合…固定資産税評価証明書
・その他(死亡退職金、遺族年金など、勤務先での福利厚生制度)

・上記資産の金額のメモ(資産の金額によって手数料が変わるとのこと)

 

我が家はふたりとも30歳で、主な資産はこれまでの貯金ぐらいです。

 

夫=貯金と生命保険

私=貯金のみ

 

遺言に記載しました。

 

 

遺言の内容【夫→妻への遺贈】

行政書士さんに、

法律婚の相続と、できるだけ同じになるようにしてください!」

とお願いした結果、この内容になりました。

(ただし、相続税配偶者控除は使えないようです)

 

①金融資産を内縁の妻に遺贈する

具体的な口座名を記載。

最後に「その他遺言者と取引するすべての金融機関」と記載し、変更があっても大丈夫なようにしてもらいました。

 

②子がいる場合

「遺言者に子がいる場合は、1/2を妻に、1/2を遺言者の子に遺贈する」

 

③生命保険の受取人について

契約時に父親に設定していた受取人を、妻に変更する旨を記載しました。

具体的な保険名を記載。

 

④遺言執行者について

「遺言執行者」を妻に指定。

遺言執行者は、死後の金融資産関連の手続きについて、「相続人の同意を必要とせずに単独で行う権利がある」そうです。

夫の両親や兄弟の同意は必要なく、妻本人が行えるってことですね。

 

 

遺言の内容【妻→夫への遺贈】

夫→妻とほぼ同じですが、

「夫との間に未成年の子がいる場合は、夫を未成年後見人に指定する」

という内容を追加しました。

 

父親の場合は、認知や後見人の指定をしておかないと、子どもとの関係が保証されないのが母親と違う点ですね。

 

 

手数料関連

今回は、公証役場での手数料で約60,000円

証人の日当で10,000円かかりました。

資産の量によって手数料は大分違うみたいです。

さらに行政書士さんへの依頼料もかかっているので、なかなかの出費…。

 

詳しくは↓のページをご参照ください。

 Q. 公正証書遺言を作成する場合の手数料は、どれくらいかかるのですか? | 日本公証人連合会 (koshonin.gr.jp)

 

手数料

【財産の金額にかかる手数料】(5000円~)

遺言に関係する財産の金額で異なる。今回は、彼の貯金・彼の生命保険・私の貯金の金額分にそれぞれ手数料がかかったみたいです。

 

【遺言加算】全体の財産が1億円以下の場合は、1通あたり+11,000円

 

【枚数による加算】(遺言のページ数1枚あたり250円)

今回は遺言書は6枚で、原本・正本・謄本の3種類作成。1人あたり約3,500円でした。

 

証人の手配料

当日立ち会ってくれる証人が2名必要です。

知人に頼んでも良いようです(相続に関わる内容なので親族はNG。)

適当な人がいない場合は公証役場が手配してくれます。

 

彼の異動に合わせて、全く新しい土地に2人で引っ越したばかりなので、

周りに信頼できる知り合いはなし…。

証人1名あたり5,000円、2人お願いして10,000円かかりました。

 

 

感想

 ★まさか自分が30歳で遺言を書くことになるとは思いませんでした。笑

お金がかかるので、結婚後何年かかけてそろえる方も多いようです。

「どうせなら一気にやっちゃおう!」と考えたのですが、想像以上にお金がかかる…。

法律婚にしない分の安心はお金で買おうと決めたので、仕方がないですね。

  

★最初に遺言を書いたことで、夫に対して、

「生きてる間だけではなく、死んだ後のことも任せる相手」

「お互いに人生そのものを預け合う相手」

なんだなあ、と改めて実感しました。

 

貯金も稼ぎも夫の方が多いですが、

これだけの手数料を払ってでも

「妻に遺産を残したい」

と考えてくれたのは素直にありがたいです。

死後の金融関連手続きも私がちゃんとやるから安心してね!笑

 

来週、公証役場に提出に行く予定です。

公正証書で事実婚しました!結婚当日の流れ

こんばんは。くりぃむです。

先週、準婚姻契約書を公証役場に提出してきました!

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その時の流れや感想などをまとめておきます。

今回は宣誓認証という手続きを取りました。

 

記憶を遡って書いているので、違うところがあったらごめんなさい!

 

 

【持参したもの】

・準婚姻契約書 2通(署名捺印していないもの)

・本人確認書類

・印鑑(認印でもOK)

・手数料(宣誓認証¥11,000)

 


【所要時間】

約30分。市役所での世帯合併まで含めて午前中いっぱいで終わりました。

 


【手続きの流れ】

公証役場へ入場

市役所みたいな建物を想像していましたが、様々なテナントが入ったビルの一室にありました。看板だけレトロな雰囲気。公証人と助手の方がいるだけのシンプルなオフィスでした。

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本人確認

マスクを外して免許証で顔を確認。そのあと免許証のコピーを取っていました。

 

宣誓認証についての説明

公証人の方から簡単に説明がありました。

 

「証書の内容が真実であることをおふたりが宣誓して、私がそれを認証します。」

「嘘と知りながら宣誓すると、10万円以下の科料があります。お二人ともご理解いただいてますか?」

 

もちろん嘘は書いてませんが、改めて言われるとちょっとドキッとしました。笑

 

宣誓の儀

それぞれが、書面の内容が真実であることを宣言します。

厳粛に行う、ということで、立ち上がって1人ずつ宣誓。

セリフを紙で渡されて、

「良心に従って、証書の内容が真実であることを誓います」

的な文を読み上げました。

 

結婚式でよく見る誓いの儀式みたいでドキドキ。

罰金があるから、牧師さんより公証人に誓う方が覚悟がいるかも…??

 

証書への署名、押印

行政書士さんの計らいで、おめでたい感じの和紙に契約書が印刷してあったので、滲まないか心配でしたが無事終了。

 

宣誓文書への署名

先ほど読み上げた内容とおなじ文面に署名しました。

 

公証人の方が登録作業

終了後、契約書に「公証」の穴空きスタンプ(?)が押され、公証人の文書と署名つきで戻ってきました。かっこいい!!

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1通は手元に、1通は公証役場で保管されます。

 

お支払い

1万1000円はそこそこ大きい出費…。

 

退場

このあとは市役所に移動して、そのまま世帯合併の手続きをしました。

未届の妻デビューです。

準婚姻契約書と合併後の住民票は、台紙に入れて保管しています。


【感想】

 公証役場なんて普通に生活していたら絶対行かない!貴重な経験ができました。

(このあと遺言書作成でまた行くのですが…)

 

結婚式での超幸せモードでいう「誓います♡」とはまた違って、

夫婦の責務を二人でよくよく考えたうえでの宣誓でした。これはこれでよかったです。

そして「公証」のスタンプと、公証人からのお墨付き文書がカッコいい…。

 

とりあえずこの日を結婚記念日としました。

でも、しばらくは扶養申請や遺言書作成に追われそうです。

「準婚姻契約書」って何?どんなこと話し合うの?

こんばんは。くりぃむです。

ついに!ついに!!

準婚姻契約書の案ができました!

 

事実婚でそろえることにした書類はこちら↓)

derisyaskurimu.hatenablog.com


準婚姻契約書とは、法律婚のような保護やメリットを受けるために、
各種の取り決めを行う契約書のことです。

 

相互扶助や貞操などの一般的な義務だけでなく、
今後の夫婦としての方針についても決めることができます。
(ちなみに、法律婚でも、婚前契約として事前に取り決めを交わすことができます。)

作成に際して、2人で話し合ったことをまとめたので、良かったら参考にしてください。

準婚姻契約書・婚前契約書について、

少しでもイメージしやすくなると嬉しいです。

 

準婚姻契約書のために2人で話し合ったこと

※基本は行政書士さんにもらった文案をベースにしました。相互扶助・生活費の分担・貞操など法律婚と同等の内容については、特に変更せず、そのまま採用しました。

 

 

タイトル、どうする?

「準婚姻契約書」「事実婚契約書」などが一般的みたいです。

 

行政書士さんに「どちらにしますか?」と聞かれ、我が家では「準婚姻契約書」にしました。
理由は…特にないです。笑

 

結婚記念日、いつにする?

婚姻届けを出さないので、
何年の何月何日から夫婦としてスタートするかを定めておきます。
夫婦としての実態があることが明確にわかる日がよいとのこと。

 

我が家では、

 ①同棲を開始して、住民票を現住所に移した日

 ②住民票の世帯を統一する日

どっちにするか話し合って、②にしました!

 


世帯主、どっちにする?

住民票で世帯を統一するときの世帯主を決めます。
ちなみに、世帯統一すると、住民票に「未届の妻/夫」と表記されます。

 

我が家は彼の収入がメインということで、彼を世帯主にしました。

 

夫婦としての方針は?

「甲と乙は、お互いに感謝の気持ちを忘れず、思いやりをもって行動する」


「…え、契約書にこんなことも書くの?」とちょっとびっくりしたのがこの項目。


ほかにも、

「身だしなみに気を付ける」

「記念日は2人でお祝いする」

「〇万円以上の買い物は互いに相談する」

など入れる人もいるようです。夫婦の個性が出そうですね。


せっかくなので私たちらしい文面を入れたいね、という話になり、

「甲&乙は、お互いの自由な意思を尊重する」

という条文を入れることにしました。

 

ちなみに、身だしなみ云々については、「いらない」ということで一致しました…
よかった…これで土日はパジャマで生活できる…笑

 

子供について

・子どもができたら胎児のうちに認知すること、

事実婚での子育てが難しい場合は子のことを考えて話し合いを持つこと、

などが基本の内容です。

また、子どもの姓について決めておくこともできます。


我が家では、

 

私=激レアな名字を絶滅させたくない!

彼=自分の姓を変えたくない!(という親の希望)

 

だったので、
「親権は妻」「子供については妻の姓とする」という文言を入れてもらいました。

 

事実婚だと単独親権(片方にしか親権がない)というのがちょっと心配ですが、
行政書士さんによれば、日常生活では特に変わりはないとのこと…。


法律婚への移行

・お互いの病気、子どもの成長など、法律婚の必要を感じたら話し合いましょう
法律婚に移行しても、今回決めたことは引き続き守っていきましょうー

というのが原案でした。

 

我が家では、
夫婦別姓が法的にOKになったら、一旦話し合いましょう」
というのを入れてもらいました。

 

 

 

おわりに

基本は行政書士さんにもらった文案通り、
2人で話し合って決めたのはこんなところです。

 

記念日、子供のこと、夫婦の方針…
するっと法律婚してたら、こうやってきちんと話し合ってなかったかもなー。
お互いの考え方を確認するいい機会になりました!
何かの参考になればうれしいです。

 

次は手続きに必要な書類を集めるぞ!!