【事実婚】2度目の公証役場!手続きと出会い
こんにちは。くりぃむです。
先々週、遺言&任意後見契約の手続きのため、2度目の公証役場に行ってきました。
立会人を呼ぶなど、前回とは違うこともあり、面白かったです。
当日の出来事をまとめておきます。
※前回はこちら 公正証書で事実婚しました!結婚当日の流れ - くりぃむの日記 (hatenablog.com)
【遺言書】
所要時間:2人で40分くらい
持ち物:印鑑証明、実印、免許証、手数料
※書類の内容はこちら【事実婚】まだ30歳だけど遺言を書いてみた - くりぃむの日記 (hatenablog.com)
到着、本人確認。
公証役場へ到着。準婚姻契約書の提出で一度来たので迷わずたどり着けました。
前回同様、免許書のコピーを取っていました。
立会人さん到着
遺言の作成には2名の立会人が必要です。
引っ越したばかりで近くに知人がいないので、公証役場に手配をお願いしました。
やってきたのは司法書士さん&助手さん。二人とも女性でした。
廊下で待機
「遺言の手続きは本人と立会人のみで行うので、お一人は廊下でお待ちください」
というわけで、夫が先に手続きを行い、私は廊下の椅子で待機。
就職面接みたいでドキドキ…。
待ち時間、公証役場の看板の裏にキティちゃんがいるのを見つけました。笑
入場、いざ遺言作成!
廊下で待つなんて就活の時以来だな、と思っていたら、
先に手続きが終わった夫が出てきて一言。
「いろいろ質問されるから覚悟した方がいいよ!」
公正証書遺言は「本人が話したことを公証人が聞き取って作成した」という形になっています。そのため、公証人が遺言の内容を質問→本人が答える、という手続きがあり、本当に面接みたいでした。
もちろん、文面は事前に作成済みで、公証人のチェックも終わっています。
答えにつまっていると、思い出せるようヒントを出してくれて、
めちゃくちゃ誘導尋問でした。笑
音読&署名
誘導尋問が終わったら、あらかじめ作っておいた文面すべてを公証人が読み上げ、内容を確認します。間違いがないことを確認して、本人&立会人が署名。
手続き終了、立会人さんへお支払い
立会人さん2名×遺言2通分で、各1万円ずつお渡し。
お渡し用に封筒を用意しておけば良かった…。
後見委任の手続きは立会人不要なので、お二人はここで退場。
【任意後見契約】
所要時間:1時間くらい
持ち物:印鑑証明、実印、戸籍謄本、住民票、免許証、手数料
※書類の内容はこちら【事実婚】いざという時のために…任意後見契約書いてみた - くりぃむの日記 (hatenablog.com)
こちらは2人そろって手続き。
書面の内容を音読
→署名&捺印
→書面受取
で終了でした。
書面が20ページ弱あったので音読が大変そうでしたが、それ以外は普通でした。
終了後に、任意後見契約についてのレクチャーを受けました。
任意後見契約は「判断能力がなくなった」時に発動するものです。
いざその時がきたら、必ず家庭裁判所に申し立てをするようにと念を押され、
申し立ての方法と、注意事項を書いたプリントをもらいました。
最後に、手数料をお支払い。
遺言&後見委任で約16万円…。つらい。
【司法書士さんからのメッセージ】
遺言書作成の合間。
「今朝、ニュースで夫婦別姓訴訟が取り上げられているのを見ましたよ。」
と、立会人の司法書士さんが話しかけてくださいました。
ショートカットのグレイヘアが似合う、女性の司法書士さんでした。
「選択的夫婦別姓というのは、私が若いころから30年近く議論されています。
もうそろそろ司法も法制化に踏み切ってほしいですよね。」
私たちが公証役場に行った日は、想田さん・柏木さんの夫婦別姓訴訟の判決当日ということで、朝から話題になっていました。
日ごろから法律に携わっている司法書士さんにも、思うところがあったのでしょうか。
別れ際には、笑顔で「早く夫婦別姓が認められるといいですね」と。
初対面の私たちに直接言葉をかけてくださったことが嬉しく、また、応援してもらえたことが心強くもありました。
事実婚の夫婦としてスタートした日。
私たちの決断を、応援してくれる人がいることがわかった日。
日本人同士の別姓夫婦が、国内で初めて認められた日。
なんだか忘れられない一日になりました。
★ ★ ★
というわけで、手続き関係はだいたい終わりました!
帰りに遺言&後見委任契約を入れておく箱を買って帰りました。
小学生用のお道具箱、1320円です。笑
今後は、私たちが事実婚に決めるまでの経緯などもブログにまとめておきたいなと思っています。