「準婚姻契約書」って何?どんなこと話し合うの?
こんばんは。くりぃむです。
ついに!ついに!!
準婚姻契約書の案ができました!
(事実婚でそろえることにした書類はこちら↓)
準婚姻契約書とは、法律婚のような保護やメリットを受けるために、
各種の取り決めを行う契約書のことです。
相互扶助や貞操などの一般的な義務だけでなく、
今後の夫婦としての方針についても決めることができます。
(ちなみに、法律婚でも、婚前契約として事前に取り決めを交わすことができます。)
作成に際して、2人で話し合ったことをまとめたので、良かったら参考にしてください。
準婚姻契約書・婚前契約書について、
少しでもイメージしやすくなると嬉しいです。
準婚姻契約書のために2人で話し合ったこと
※基本は行政書士さんにもらった文案をベースにしました。相互扶助・生活費の分担・貞操など法律婚と同等の内容については、特に変更せず、そのまま採用しました。
タイトル、どうする?
「準婚姻契約書」「事実婚契約書」などが一般的みたいです。
行政書士さんに「どちらにしますか?」と聞かれ、我が家では「準婚姻契約書」にしました。
理由は…特にないです。笑
結婚記念日、いつにする?
婚姻届けを出さないので、
何年の何月何日から夫婦としてスタートするかを定めておきます。
夫婦としての実態があることが明確にわかる日がよいとのこと。
我が家では、
①同棲を開始して、住民票を現住所に移した日
②住民票の世帯を統一する日
どっちにするか話し合って、②にしました!
世帯主、どっちにする?
住民票で世帯を統一するときの世帯主を決めます。
ちなみに、世帯統一すると、住民票に「未届の妻/夫」と表記されます。
我が家は彼の収入がメインということで、彼を世帯主にしました。
夫婦としての方針は?
「甲と乙は、お互いに感謝の気持ちを忘れず、思いやりをもって行動する」
「…え、契約書にこんなことも書くの?」とちょっとびっくりしたのがこの項目。
ほかにも、
「身だしなみに気を付ける」
「記念日は2人でお祝いする」
「〇万円以上の買い物は互いに相談する」
など入れる人もいるようです。夫婦の個性が出そうですね。
せっかくなので私たちらしい文面を入れたいね、という話になり、
「甲&乙は、お互いの自由な意思を尊重する」
という条文を入れることにしました。
ちなみに、身だしなみ云々については、「いらない」ということで一致しました…
よかった…これで土日はパジャマで生活できる…笑
子供について
・子どもができたら胎児のうちに認知すること、
・事実婚での子育てが難しい場合は子のことを考えて話し合いを持つこと、
などが基本の内容です。
また、子どもの姓について決めておくこともできます。
我が家では、
私=激レアな名字を絶滅させたくない!
彼=自分の姓を変えたくない!(という親の希望)
だったので、
「親権は妻」「子供については妻の姓とする」という文言を入れてもらいました。
事実婚だと単独親権(片方にしか親権がない)というのがちょっと心配ですが、
行政書士さんによれば、日常生活では特に変わりはないとのこと…。
法律婚への移行
・お互いの病気、子どもの成長など、法律婚の必要を感じたら話し合いましょう
・法律婚に移行しても、今回決めたことは引き続き守っていきましょうー
というのが原案でした。
我が家では、
「夫婦別姓が法的にOKになったら、一旦話し合いましょう」
というのを入れてもらいました。
おわりに
基本は行政書士さんにもらった文案通り、
2人で話し合って決めたのはこんなところです。
記念日、子供のこと、夫婦の方針…
するっと法律婚してたら、こうやってきちんと話し合ってなかったかもなー。
お互いの考え方を確認するいい機会になりました!
何かの参考になればうれしいです。
次は手続きに必要な書類を集めるぞ!!